2015年03月01日
自分の時給を把握していますか?
前田です。
先日、私の書籍を読んだ方から
「本の中で自分の時給を決めるというお話がありましたが、
どのように決めたらよいか教えていただけないでしょうか」
といった質問をいただきました。
そこで、今日は先日アドバイスした内容をシェアしたいと思います。
まずは、自分の給料や報酬を時給に換算した場合、
いくらになるか把握しておく必要があります。
パート・アルバイトの場合は時給制なので
分かりやすのですが、
月給や年収になると時給が分かりにくくなります。
自分の時給を把握できるようになると良い一番のメリットは、
時給を決めることでやる仕事と
やらなくていい仕事を明確にすることができることです。
その結果、効率が良くなります。
例えば、自分の年収を600万と決めて、
月間労働日数が平均25日、
1日の平均労働時間が10時間とします。
年間の労働時間は25×10×12で3000時間です。
年収が600万なので、時給にすると2000円になります。
勤務時間が同じで年収が400万だと
時給は約1333円、年収が1000万だと時給は約3333円になります。
このように時給がわかると、
自分のやるべき仕事がかなり明確になってきます。
例えば、皿洗いやレジ打ちを自分でしていたら、
時給3333円は達成できないでしょう。
単価の低い作業を自分でやるわけにいかなくなります。
いきなり高い時給を設定すのではなく、
まずは今の自分の時給を把握することからスタートする必要があります。
そして、自分がいくらの時給が欲しいのかを決め
今行っている作業を見直していきます。
急には無理ですが目標の時給に徐々に近づけていくようにします。
自分の時給を把握することで
何をやるべきで、何を切り捨てるべきかが明確になります。
自分の時給は自分で決めていく。
その意識が必要です。
参考にしていただければ幸いです。
引き続き、経営の悩みに関する投票を受け付けています。
今後のブログ記事の参考にさせていただきたいと考えています。
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前田展明
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