成功へのステップ「釜飯の日」が日本の記念日になりました

2008年08月21日

責任を手放す効果

おはようございます。
前田展明です。


私は19歳から商売を始めて今年で14年目になります。


当然、最初は個人事業からのスタートでした。


その後、一時は商売に失敗しかかり、
もうダメかと思われましたが見事に復活することができました。


それからは、次から次へと新しいプロジェクトに手をつけてしまい、
いつの間にか事業規模は大きくなり、スタッフの数は次々と増え、
明らかに私ひとりの個人事業ではなくなってしまいました。

ちょっと前までは、
会社の仕組みは依然として個人事業のままの部分が多かったので、
組織としての力が発揮できていませんでした。


今、組織が100%の力を
発揮できているのかといえばそうではありません。


もっと組織化する事を迫られています。


しかし私の会社は、
徐々にではありますが確実に組織は進化を続け、
そのスピードは増してきています。


先日も社内で定期ミーティングを行い、


どのように責任を分担するか?

どんな役割が社内にあるのか?


などを話し合いました。


そういった中で、
私なりに感じ、確信したことがありますのでシェアします。



それは「責任を手放す」ことです。


以前の私は、社内のどんな仕事でも

「自分がやった方がうまくいく」

と考えていました。


もしかすると、
口には出さなくても心の中では、
あなたも同じことを思っているのではないでしょうか?


しかし、これは完全な間違いでした。


私は起業してから会社を作ってきましたので、
自分で何でも、誰よりもできると思っていました。

しかし、私よりもその業務を上手にできる人はいくらでもいました。


以前の私は会社のすべての業務を
コントロールしていなければ気が済みませんでした。


しかし、多くをコントロールしていると
それだけ多くの業務が一人のところに集まるので、
結果的に全体のスピードは遅くなるのです。


私は最初コントロールを手放すことが怖かったのです。


本当に彼(彼女)にできるのか?
と思ってしまうのです。


もちろん最初はできません。


それは当然です。


ベースの知識が私よりもないからです。

そして、責任と権限が明確でないからです。


ベースの知識が私と同じになって、
責任と権限が明確になればスタッフは突然優秀なスタッフに変身します。



しかし、

「マーケティングの責任は自分が持つ」

必要があります。


あらゆる業務の責任や権限、コントロールは、
自分以外の誰かに手放すべきですが、

握っておかなければならないコントロール、
それが「マーケティング」なのです。


何故なら、お客が自分の会社に来るための行為、
つまりビジネスにおいて最初の入口だからです。

この入口がダメだったら他の全てがダメになってしまいます。


お客をどうやって獲得するか?

お客にどうやって商品に興味を持ってもらうか?


その他にも、


お客にどうやってたくさん購入してもらうか?

お客にどうやって多くリピートしてもらうか?


こういった事はビジネスにおいて最大の重要事項であり、
これさえできれば、他が多少ダメでもビジネスはうまくいきます。


逆にこれができなければ、例え最高の商品、
サービスがあったとしてもビジネスは潰れます。

これが現実です。


私はマーケティング以外の業務をスタッフに委託するように
努力をしてきました。

現在も責任と権限を与えてコントロールを手放すようにしています。

これらを実践するようになってから、
私のビジネスは楽に成長させることができるようになりました。

是非、実践してみてください。


前田 展明


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